スマトラヒラタクワガタのブリード方法
|
|
---|---|
ペアリング | |
成熟した♂と♀を同居又は、監視下でのペアリングを行います。 ♂は羽化後3ヶ月程度で餌を食べるようになり、5〜6ヶ月で成熟します。 ♀は羽化後2〜3ヶ月程度で餌を食べるようになり、4〜5ヶ月で成熟します。 当方ではまず監視下でのペアリングを試み、うまくいかないようなら同居させています。 ♂が♀を攻撃するようならペアリングを中止し、同居でのペアリングとします。 ※同居の場合は♂が♀を挟んでしまうことがある為、心配であれば顎縛りをします。 3枚目・4枚目の写真 |
|
数分後交尾が始まり、1時間前後で♂♀が離れます。 ペアリング後はしっかり餌(ゼリー)を与え、 産卵セットの準備をします。 |
|
監視下でのペアリングがうまくいかない場合はインシュロックで♂の顎を縛ります。 |
|
縛った後は嫌がって落ち着かなくなりますが、2〜3日その状態で餌をたっぷりと与えます。 その間♀には餌を与えません。 その方が、同居後ペアリングがスムーズに行く可能性が高くなります。 産卵セットの準備をします。 2〜3日経過したら小ケースに♂♀入れ、餌を与えて暗い場所で2日間程待ちます。 成熟していれば、たいていこの間にペアリングは完了しているかと思います。 |
|
産卵セット |
|
当方では小ケースを使用しています。 これで20〜30頭位は採れますが、 多くの採卵を期待するのであれば中ケース以上を使用するのも良いでしょう。 発酵マットをケース底3cm位、超固めに詰めます。 中ケースを使用する場合は、底から5cm位超固めに詰めた方が良いです。 |
|
産卵木を置き、発酵マットで埋めていきます。 | |
産卵木を発酵マットで埋め、押し固めます。 ※底3cmmみたいに超固めに詰めなくても大丈夫です。 |
|
餌(ゼリー)を置き、♀親を入れます。 転倒防止用に、材の欠片等を入れておくと良いです。 24〜25℃位の出来るだけ暗く静かな場所で管理します。 1週間〜10日後餌が切れていないかチェックします。 セット開始から3週間程経過し、♀がマット上に出ていたら取り出し、十分に餌を与えて休ませます。 セット開始から1ヶ月半位経過したら割り出します。 |
|
ホームへ戻る |